神様はどこに?

今日は私の好きな宮城谷さんの本の

一文を紹介します.

 

『吟尼,おまえのとなりに神がいると想え.

おまえの ことばを神が聴き, おまえの

行為を神が視ている. 神をあざむけば

咎めがある.わしもおなじことよ』
・・・・
日のあるところに身をおけば,影は決して

自分から 離れず,消えもしない.

影を消したければ闇の世界に入るしかない.


宮城谷昌光「青雲はるかに」より

 

以前,これをパクって子どもたちに自分の影は

神様なんだよって教えたことがあります.

悪いことをしても,良いことをしても,必ず見られていて,
お父さんとお母さんに教えてくれるんだよと.
娘は憶えているのか,時々兄が悪さした時に,

「神様が見てるでー」と兄の影を指して注意しています.
光があるところでは.影は自分から離れませんからね.