こんばんは,いし胃腸科内科の松原央です.
これまで 乳児湿疹1,乳児湿疹2 で,乳児湿疹についての解説を始めました.
まだ解説が終わっていませんが,今日は乳児ではなく中高生に多い皮疹の
尋常性ざ瘡(にきび)についてです.
私も,中高生の頃はにきびに悩まされたものです.
当時は,クレアラシルのCMが流行っていましたね.
いや,流行っていたわけではなく,気にしていただけかも!?
海外では,尋常性ざ瘡治療剤が発売され高い評価を受けています.
その薬剤はアダパレンといいます.
なぜ尋常性ざ瘡ができ,アダパレンが有効なのかは,こちらのムービー.
比較的わかりやすいムービーだと思います.
2008年の秋からは国内でも,ディフェリンゲルとして発売されました.
国内の臨床試験の結果は,総皮疹が12週間後に6割減少していました.
患者の満足度も,かなり高かったようです.
ただし,副作用の発現もありました.
皮膚乾燥37例 (37.0%)
皮膚剥脱18例 (18.0%)
皮膚不快感16例 (16.0%)
紅斑8例 ( 8.0%)
そう痒症5例 ( 5.0%)
皮膚刺激4例 ( 4.0%)
これまで,にきびでお悩みだった方は皮膚科や小児科を
受診して,相談されてはいかがでしょうか?
今は治療のガイドラインもできています.
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