こんにちは,札幌市豊平区のいし胃腸科内科の松原央です.
今日は,当院のインフルエンザ予防接種のお知らせです.
今年のワクチンは季節性と新型の混合(新型+A香港型+B型)です.
従来は季節性3種類の混合(A型2種類+B型1種類)でした.
当院での予防接種の料金は,初回2,500円,2回目1,500円としました.
当院で1回目を接種をした方は,2回目が1,500円です.
他院で1回目を接種した方が,2回目を当院で接種した場合は,
2,500円となります.ご注意ください.
ワクチンの接種は,13歳未満(小学生以下)は2回接種,
13歳以上は1回接種(中学生以上)です.
当院では,お子さんと,ご両親,祖父母の方が一緒に接種することが
できますので,同日に接種の予約すると便利です.
予約方法に関しては,最後に記載しております.
***** インフルエンザ予防接種 Q&A *****
1.乳幼児への接種について
1歳以上~6歳未満の幼児の場合
ワクチンを接種すると約20~30%の発病を阻止する効果がある
という研究結果があります.(健康な成人では70~90%の効果)
インフルエンザにかかった時に重症になったり合併症を起こす危険性が
高い場合は,接種を考えた方がいいかもしれません.
・気管支喘息等の呼吸器疾患
・慢性心不全
・先天性心疾患等の循環器疾患
・糖尿病
・腎不全
・免疫不全症などの基礎疾患がある場合
・長期間アスピリンを服用している場合
・集団生活に入っている場合
上記に当てはまる場合は,かかりつけ医に相談しましょう.
1歳未満の乳児
この年齢ではワクチンの効果は確認されていません.
ただし,3ヵ月から三種混合ワクチンを接種しているので,抗体の産生は
可能と考えられます.生後6ヶ月未満の場合は,ふつう接種しません.
ワクチンの効果や副反応がはっきりしていないこと,母親からの免疫が
期待できると考えられるからです.
(参考)
欧米では、6ヵ月から24ヵ月未満の乳幼児はインフルエンザにかかると
重症になりやすいと考えられていて,米国のようにワクチン接種を
勧めている国もあります.
2.妊婦への接種について
インフルエンザワクチンは病原性をなくした不活化ワクチンで, 胎児に
影響を与えるとは考えられていません.また,妊婦は接種不適当者には
含まれません.しかし,国内での調査成績はまだ十分に集積されていないため,
現段階では「予防接種によって得る利益が不明の危険性を上回るという認識が
得られた場合」に 接種を行う,ということが適切と考えられています.
ワクチンを接種される場合は,主治医にご相談ください.
(参考)
米国の報告では,妊婦がインフルエンザを発症すると重症化し易いので,
もし接種するなら、妊娠のごく初期(妊娠13週前後まで)を除いた時期に
行うのが望ましいとされています.今のところ妊婦に接種した場合に
生ずる特別な副反応の報告はありません.
3.授乳中の接種について
インフルエンザワクチンは病原性をなくしたウイルスの成分を用いた
不活化ワクチンなので,母乳を介してお子さんに影響することはありません.
また,母親がワクチン接種を受けることで,乳児にインフルエンザ感染の
予防効果はありません.仮に授乳期間中にインフルエンザウイルスに感染した
場合も,インフルエンザウイルスは主に気道系の上皮細胞で増殖するので,
血液中にウイルスが存在することは極めて稀です.
また,存在した場合でも非常に微量であると言われています.
したがって,母乳中にインフルエンザウイルスが含まれ,母乳を介して
乳児に感染を起こすことはほとんど無いと考えられます.
要するに心配はないということです.
上記のインフルエンザ予防接種Q&Aは,以下の
「インフルエンザ情報サービス」を参考にしました.
他にも様々な項目があるので,チェックして下さい.
バナーをクリックするとリンク先に移動します.
インフルエンザの電話予約受付時間は,
月~金 9:00 ~ 11:30
13:00 ~ 16:30
電話番号 011-813-1220
インフルエンザ接種時間は以下のようになっています.
時間を確認の上,お電話して下さい.
13歳以上
月~金 9:00 ~ 11:00
13:30 ~ 16:00
13歳未満
月~金 9:00 ~ 11:00
月・火・金 13:30 ~ 16:00
*13歳未満の午後の接種は,月・火・金のみです.ご注意ください.
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