こんばんは,いし胃腸科内科の松原央です.
マスコミの報道でご存知の方も多いと思いますが,
先週からワクチン関連のニュースが増えています.
ひとつは,関連は証明されていませんが,ワクチン接種後に死亡例が出たこと.
もうひとつは,タイトルにあるように「子宮頸がんワクチン」が供給不足になったこと.
札幌市では,平成23年の1月1日から「子宮頸がんワクチン」の接種費用の
助成が始まったばかりでした.
対象者は,「中学1年生から高校1年生の年齢に相当する女子」でしたから,
高校1年生は3月末までに1回目の接種が出来なかった場合は,助成から
外れるというものでした.
今回の供給不足は,駆け込み接種希望者がいたこと,または特定の医療機関で
ワクチンの独占があった可能性は否定できません.札幌市だけではなく
日本全国で助成が開始され,注文が殺到した可能性もあります.
そうなると,高校1年生は助成対象から外れると自費で任意接種?ということで,
高校1年生のお子さんをお持ちの方は心配されたことでしょう.
ですが,3月7日に厚生労働省から発表がありました.
1.今年度に事業を開始し高校1年生を事業の対象としている市町村に
おいては、平成23年3月末までに1回目の接種をできなかった高校1年生
が、平成23年4月以降に1回目の接種をした場合であっても、当分の間、
事業の対象とできることとする。
2.ワクチンの供給状況を踏まえ、当分の間、初回の接種者への接種を
差し控え、既に接種を開始した者への2回目・3回目の接種を優先する
よう、市区町村及び関係機関にお願いする。
以上の発表により
高校1年生で未接種の方,3月中に1回目の接種の予約が出来なかった方でも,
当分の間(平成23年度中?)の接種は助成されることになりました.
ワクチンは7月くらいからは供給が再開されるそうです.
予約できなかったことでパニックにならずに,ワクチン再開の報道を待ちましょう.
子宮頸がんワクチンを
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