こんにちは,いし胃腸科内科の松原央です.
今日のタイトルを見て「?」と思うでしょうね.
札幌市では,今年から「ヒブワクチン,小児用肺炎球菌ワクチン」の
公費助成が実施されるようになりました.
3月初めまでは,対象年齢(生後2ヶ月~5歳未満)の方が
当院へ接種に来られていました.
しかし,3月に同時接種後の死亡例が続いたことが報告され,
3月一杯は一時見合わせとなりました.
4月1日から,両ワクチンの接種が再開されましたが,マスコミの報道は
見合わせの時に比べると小さくなり(震災の影響もあるのでしょうが),
ワクチン接種に関心のある親御さんでも見落とされるものでした.
再開から3週間経ちましたが,両ワクチン接種後の死亡例の報告は
ないようです.
今年,5歳を迎える平成18年生まれの方は公費助成対象の
最終年となりますので,かかりつけの小児科でワクチン接種についての
不安な点を相談をされてはいかがでしょうか.
再開されたといっても,不安をお持ちの親御さんはいるでしょうし,
生まれつきの病気のある方や病気の治療中の方は,公費助成が
なくとも受けるべきなのか知ることは大事なことです.
また,3月の一時見合わせの時期に5歳を迎えた方は,予定していても
接種できなかったということになります.
その場合は,各市町村で4月末まで,または5月末まで助成対象として
もらえるようです(札幌市は5月末まで) .
そちらの点は,地域の保健センターなどにお問い合わせください.
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